“もう、死にたい。早く迎えに来てほしい。”
ヨシコ婆ちゃんの口癖。
ヨシコ婆ちゃんは、一人ぼっち。
旦那さんは亡くなり、子供は無し。
兄弟は、遠方に住んでおり、体の調子も良くないので、
面会にも来れない。
身請け人が近くにいないので、ちょっと家に帰って
必要品を取って来る事も出来ない。
誰かに頼んで持ってきて貰う事も出来ない。
鬱憤が溜まってくると情緒不安定になる。
熊太郎は“うんうん”と相槌を打ちながら静かに聞く。
“30歳ぐらいで、惜しまれながら死にたかった。”
“部屋と食堂の往復だけで、何処にも行けない。”
“ここは刑務所といっしょ。”
“意地悪な人ばっかリ。ややこしい人ばっかり。”
“周りに店もないから、おかし一つ買えない。”
“・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・”
そして、最後に、
“熊太郎さん、養子になって。”
淋しいお年寄りが多いのですね。
何か楽しみを見つけてあげる事が出来れば。
刺激ですね。
刺激は、ほんと、必要ですよね。
何か妙案が有りましたら教えて下さい。
きっとみんな思ってるのかもしれませんね。
入居されている方は、必ず何かしらの理由があって入居されていると思います。今後の生活について一種の「あきらめ」みたいなものを持っている方も。
「もう何してもしょうがない。」みたいな考えを持っている方は、私が今勤務している施設でもいらっしゃいます。
利用者様の気持ちを汲む事は当然ながら大切ですが、それに対する「答え」を示せれば…。と思う事は多いです。
外出やイベントなどのちょっとした「刺激」というのは生きていく上で必要なんだろうなぁ、と仕事をしてると思います。
コメントの投稿